日本ガストロノミー協会は、料理人をキッチンにお呼びして料理を習ったり、料理やお酒を飲みながらコツを聞いたり、将来のことをうかがったりという時間を過ごしてきました。とても楽しい日々でした。
ただ、残念ながら新型コロナショックで、とうぶんの間、キッチンで皆さんとお目にかかることはでき無くなっていますが、大勢のみなさんと過ごす楽しい時間をもう一度共有したい!というわけで、ガストロノミー協会でもお馴染みの奥野義幸シェフにご協力をいただき、新しい試み『ZOOMでおっくんと飲む会』の開催を企画して、『料理のこと、食業界のこと、これからのことを一緒に話しましょう』と呼びかけました。
奥野さんの呼びかけに、青山の『ザ・バーン』の米澤シェフも参戦いただきました。そしてZOOMならではですね。秋田の「日本料理 たかむら」の高村さんをはじめ、新潟の『NIQ(ニック)』のみなさん、徳島からはイタリアンのレンストランをスタートするというみなさんにも集まっていただきました。
また、今回参加のみなさんは飲食関係の方の他にも、IT、不動産、保険関係の方など、業界の垣根を超えて約25名の方が参加くださいました。

初めてお目にかかる方も多かったのですが、飲食業界の現状やアフターコロナのビジョンや課題に始まり、社会、環境問題との関わり方、人材育成など話題は広い方面にまで広がり、そして参加のみなさんそれぞれのお立場からの提議があり闊達に意見交換され、気づいたらあっという間の3時間。(飲みながら乱雑にメモしてましたが、20ページにもなっていてビックリ!)

ZOOM機能を使った新しい試み。
お酒や料理は各自で用意いただき、ご自宅の方がほとんどだったのでリラックスしながらの会でしたが、みなさんが真剣に闊達に楽しみながら語り合い、こんな時だからこそ横のつながりを通して新しいことに向かっていくエネルギーが生まれてくる、そんな有意義に過ごせる展開となっていくのではないかという気がしました。この会を有料とさせていただいたのは、今回の収益はすべて出演シェフに還元するためです。
参加のみなさん、ありがとうございました。
ガストロノミー協会では、この後にもさまざまなシェフにご登場いただいて実施していきたいと思っています。